ジャニーズ事務所の記者会見について述べたい
１９７０年くらいから２０１０年半ば頃まで続いた
ジャニー喜多川氏の性加害問題
長きにわたって沈黙を貫き通してきたジャニーズ事務所が
ジャニー喜多川氏の死後
初めて性加害問題について
認めた形となりました
東山紀之新社長
井ノ原快彦氏
そして
さまざまなSNSの発信内容を見て
いろんな思いが込みあがってきます
櫻井翔氏のキャスターとしての資質問題など
・・・
僕も普通に今まで
嵐、関ジャニ∞など
テレビでも見ていましたし
ドラマもバラエティも観ていました
ここで普通にこんなことを思います
「僕が観ていてものはなんだったのだろうか？」
人は自分が本当に見たいものを見ている
そう思いたいですけど
ほんとうは
集団心理みたいなものも働いている
そうこのジャニーズ事務所の問題を見ていると
思ったりします
人は自分が見たいものを見る
それが嬉しい事であったとしても
最悪な状況だったとしても・・・
人間は
自分が見たいものを見る
それは
見たくて見るという事よりは
自分の顕在意識に存在しているのだけではなく
潜在意識に眠っていることまでも
見ることになる
そんな気がします
まだ気づいていないけれど
ちゃんとそこには存在してる
人生はいつも必然
そんなような気もします
自分が見たかったのは
ほんとうは何なのか
何の目的で何を見たかったのか
どうありたかったのか
この報道と関わっていると
よくそんなことを思ったりします
そこの山はなぜ
そんな形をしているのか
そんなことには
誰も関心を寄せないけれど
ジャニーズ事務所はこうでないといけない
所属タレントだったらこういう態度、姿勢じゃないといけない
テレビに出る人間なんだからこうじゃないといけない
そんなことを
語られているような気がします
たしかに
人前に出ているわけなので
一理あると思いますし
反対意見があるわけでもない
でもこの長きにわたって
４０年以上も長きにわたって行われていた性加害問題
たしかに客観的に見れば
悪い事なんだろうけど
じゃあなぜ今頃明るみに出ているだろう？
とも思います
そんな長い間
ジャニーズ事務所の中で集団心理が働いていたのにもかかわらず
なぜ今頃再発防止チームが組まれて
今頃裁判沙汰になっているのかがわからない
こういうことが起きると
集団心理って怖いな
とも思います
たくさんの人が思っているからと言って
必ずしも正しいわけではない
正義などではない
そういうことを証明しちゃってる事件だと思います
テレビ業界や
エンタメ業界のさまざまな場面で
見ない日はないくらい
業界内を席巻しているジャニーズ
吉本興業と同じで
各分野にメディア、エンタメに
様々な場所で
有名人は多数います
そして近年
ジャニーズ事務所を脱退したタレントさんも
それなりに多くいたのではないかと思います
「法を超えて賠償していく」
そう語った東山紀之新社長でしたが
どういう風な着点でこのニュースは
落ち着くのでしょうか？
ジャニーズ事務所から出たタレントさんが
テレビから消えるのか
そもそも
どんな結末になるのか
そして僕たちは一般人として
どんな気持ちでそのタレントさんを見ていいのか
どんな気持ちで見たほうが正解なのか
よく分からない状況です
少なくても
僕は数年前から
よくわからないジャニーズ事務所を取り巻く問題を何となく感じていて
ジャニーズ事務所から出た
タレントさんは敬遠ぎみでした
なんとなく
遠ざけていた
だって普通に考えたら
ちょっとおかしいと思う点がいくつも転がっているのに
何事もなかったかのように
普通に存在していること自体が
おかしいと思います
だって
特別視し過ぎてない？
おかしいよ
そりゃ世に出ることのないジャニーズ事務所の
所属タレントさんからしたら
性加害があったのなら
訴えるに決まってると思います
訴えないのは
それなりに売れているタレントさんだけです
１００名以上の方が
被害を訴えている状態
社名を変えろ
とか
いろいろ聞こえてきますが
どうなるんでしょう？
どうなったら納得するんでしょう？
被害は
ジャニーズ事務所だけでは済まないような
状態にまでなってきてるような気がします
だって
テレビ、エンタメ業界
今のジャニーズ事務所から出たタレントさんとか
一切出なくなったら
どうなるんだろう？
でも
被害者の方からしたら
そうあってほしい気持ちもあるんじゃないのかな？
と僕は客観的に思うのです
どうするんだろう？
