無責任であるメリット
世の中には
良いことを言って人を励ましたり
困っている人を助けたりする人や
慈善事業だと言い見ず知らずの人に物資や資金を提供したりする
そんな心優しい人もたくさんいます
その一方で
人に苦しみを与えたり
人を傷つけたり
人の悪口を言ったり
おとしめたり
人の足を引っ張る、迷惑をかける人たちもいます
そんな
善人と悪人がいる一方で
グレーゾーンとも呼べる
善人とも言えないし
悪人とも言い難い人たちもいます
というか
世の中のほとんどの人たちは
このグレーゾーンにいる人たちだとも言えます
誰かに迷惑をかけているわけでもない
誰かを安易に傷つけているわけでもない
周りや社会に対してたいして関心がない
無感情
無責任
無頓着
無意識
そんな人の心をどこか
忘れてしまってただ何となく人生を送っている人は
世の中にたくさんいます
たまに犯罪だとわからずに
犯罪を犯してしまった人たちもいますが
基本的に
人生を
ただ何となく生きている
そんな人たちが世の中の
約9割くらいいるのではないでしょうか
そんな中で生きていると
自分が悪人なのか善人なのか
わからず生きている人たちも
圧倒的に多いということ
その人たちは自分達は基本的に
悪いことをしていない意識を持ち
自分の気持ちが赴くまま
ただなんとなく
毎日を
これでいいのではないか
みたいな考え方を持って
生きています
そこに哲学や法則が基本的にあるわけでもなく
その場限りで当たり障りなく
周りに同調して生きている
そんな感じだと思います
自分もその一人で
何か特別な何かを持っているわけでもなく
ただ毎日
自分らしく生きられればいいと
思って生きている次第です
悪いわけではない
でもい良いとも言えない
人生とはそんな
ただの大いなる暇つぶしのような
ものなのかもしれません
そんな生き方を
人間の平均寿命である
80~90歳くらいまで生きたとしたら
長く感じられるのも無理はありません
80年、90年を時間を惜しんで
何かに打ち込み
人のために働いている人は
世の中にどれくらいいるんでしょうか?
そんなには多くはないと思います
そしてこうも思います
もし全人口である70億~80億ちかくの人たちが
一斉に何か別のことをやりだしたら
社会は
国家は
地球上は
秩序もない
大混乱に陥ると思っています
その圧倒的な数の
グレーゾーンの人たちがいるからこそ
世の中はゆっくりと前進し
世の中は回っているのではないか
そう思うのです
ここで題名にある
無責任であるメリット
について考えていきたいと思います
何かを成し遂げようと努力している人を
客観的に見ようとすると
とても滑稽に見えてしまう時があります
横やりを入れたくなる
邪魔をしたくないけど
したくなる人間の心理が反射的に起こります
何かを目指さなくなった時
その対象に対して
特に何とも思わなくなる
こんなエピソードはよくある話です
ベクトルがA地点からB地点に
急速に伸びている時は
横からの攻撃に無防備です
だから横やりが効果を発揮するものなんです
A地点からB地点に向かおうとしなければ
ベクトル自体が存在しなくなるので
横やりをする必要はなく
したとしても何の反応もありません
人間は何か目的があって向かう時は
とにかく邪魔するものが同時に存在する
そんな森羅万象が存在します
それはいわゆる
当たり前のような現象
とも呼べると思います
だったら最初から目指さなければいい
そうとも言えますが
人間は何かに打ち込みたい修正があるので
必ず何かをやっていることのほうが多いです
だって人間は
動物なのだから
だから動いていないと
気が済まないのです
何かに活動力を持って
行動しているときにのみ
人間らしい生き方だと言える
実際
何もしていないことよりも
活動的に動いていたほうが
生きてる実感がわくはずです
何かに責任を持たず
ただ何となく生きてるメリットは
自由であることです
責任もって生きることは
たしかにやりがいにつながるかもしれませんが
背負わなくてよいものまで背負うことになる可能性も秘めています
無責任で生きたほうが
よっぽど長生きする
そんなような気がします
人間として
何かを成し遂げることだけが
人間のすべてではない
長く生きていたいのであれば
何かを成し遂げることをしなくても良い
むしろ何も成し遂げないほうがいい
そこに
なんの責任も感じない
なんの責任も負わない
そんな生き方のほうが
負担も少なく
長生きする
そう思うのです
昔はいざ知らず
現代の人は
会社でも役職に就きたくない
そんな人が続出しているらしいですね
責任を負いたくない
責任を負っても自分に何のメリットも存在しない
そう思う人たちは多いです
要因は給料と関わりがあるとも言えます
少し多く給料をもらうくらいだったら
少し安くても
自分の時間を
自分のプライベートな時間を
もっと充実させたい
そんな人たちは多いのではないでしょうか
現実的に考えて
会社の給料だけではやっていけない人たちもたくさんいて
副業に手を出す人たちが多いのではないでしょうか
昔だったら考えられなかった
時代も変わったな
そんな感じですよね
自分の親世代は
副業なんて言葉もなかったと思いますが
今やそれが
当たり前となっております
芸能人にならなくても
インフルエンサーにはなれる
会社と立ち上げなくても
フリーランスにはなれる
そんな気軽に物事を自分で進めていかれる環境は
徐々にその需要も高まっているように思えます
あまり責任を負わず
本当に生きたい自分の人生のために
いろんな活動を通して
今を見つめなおす
そんな人は増えているのではないでしょうか
常識にとらわれないのも
必要だと僕は思います
今までにないコンテンツを作り出す
自分独自の考え方
今まで誰もやらなかった試みが
どんどん脚光を浴び始めています
どんどん新しいことを自ら生み出し
どんどん新しい時代に合わせた
何かを生み出せる技術や発想がいま
求められているのではないかと
僕は思います