介護をやっていて思う事
いずれ自分も介護を受ける側になるかもしれない
そんな風には意外と思わないこと
むしろ
介護される側を見ていて関わっていて
そこの愛情が生まれること
自分の親族以上の存在になっていること
いつの間にかその人とはそんな関係になっていること
遠くの人より
近くの人に愛情を感じる
なんてことはよくありますが
まさか実感する日がやってくるなんてと
心のどっかで思ったりします
いくら過去良い関係だったとしても
関わっている期間や物理的な距離が遠いと
気持ちが遠のくもの
介護をやっていて思う事は昔も今も
そんな気持ちです
気を付けようとは思う事で実際に食事を気にしたり
時には運動をしてみたりとたまーに行いますが
ほとんど変わらない毎日を送っていたりします
そんな人がやがて老衰によってなくなったり
事故で亡くなったりすると
自分の家族以上にその人に思いをやったりします
それは誰かから教わったことではなくて
自然と起こるもの
自然発生的に起こる現象に僕たちは
どんな価値観を持たなくてはならないのか
それに向かってどんな反応が正しいのか
スタンダードがどこなのか
考え始めます
人間が考えるときというのはいわばそんなときで
普段はそれほどたくさんの脳を使っているわけではありません
結局ここぞという時にしか
人間の脳は働かないのです
そんなものなのです🐲
