この世に完璧な人間など存在しない
いくらすごい人のように見えていても
いくらかこにすごいと思えることを
成し遂げた人であったとしても
完璧な人間など誰一人存在はしません
もし仮に
すごいな
かなわないなと思ったとしても
それはあなたがその人の
そういう側面しか見えていないだけで
ちゃんと関わって
実際に関わって
その人の一部始終を知っているのなら
おそらくそんな感情は
抱かないはずなんです
人間は自分が抱く感情が
おそらく正しいと思いたい生き物ですが
おおよそはそんなことなど
ありはしないのです
自分の今の人生の
状況に当てはめた場合に
生き方ややり方に対して
ある側面参考になる
みたいな発想になることはあっても
それがその人を美化する対象
としてしまうのは
正直いかがなものかなと思うのです
もし仮にその人があなただったのなら
自分に当てはめた場合に
自分自身はおのれのことを
本当にそう思えるのかと言うと
恐らくそうではないはずだからです
だから本当にその人の
この部分を見習いたいと思うのであれば
過信せずしっかり足元も見据え
ひとつひとつ検証してみる
これくらいでちょうど良いような
気がします
自分の人生と
そのすごいという人の人生が
そもそも根本的に違くて・・・
そもそもそんな風に思ってしまうことが
ぼくは間違いなのではないかと存じます
状況が違うのは
誰だって同じだと思います
特別だと思える状況だったとしても
それはほぼ主観的な見方で
そもそも見え方の違いだけのような
気がするのです
どこにでもある自分のちっぽけな人生と
偉人と呼ばれる人生とを比べると・・・
そんな風に思わず
逆にそんな偉人と呼ばれる人であっても
もし自分が歩んでいる人生を
その偉人が歩んでいたのなら
同じリアクションや発想の仕方
だったのかもしれないので
恥じることなどありません
他人を極端に美化することなく
ちゃんと自分の足元を見据えて
目標に向かって
ひとつひとつ何かを達成していく
それで僕は良いような気がします
単純な情報量だけで言うのであれば
現代の飛び交っている情報量は
過去の情報量よりも
圧倒的に多いとされています
つまり昔の人はその時代において
今よりも情報が少ない状況の中で
生きていたということなので
情報過多な時代に生きる人たちは
情報に翻弄されているとも
思えるのです
いまやSNSを始めとする情報量は
その量が増えていくばかりです
何を信じていいのか
わからない世の中になったとも
単純に考えられるのです
そんな今の世の中と
過去の偉人が生活していた世の中とでは
比べようにも比べられない
のかもしれませんね
想像はできるかもしれませんが
その時代に行ってみないと
わからないこともあります
だから人間は過去の歴史をひも解いて
あの時代は・・・
という勉強をするんですね
だから恥じることなどありません
他人を美化する必要もありません
あなたはあなたなのです
何も臆する必要などありはしないのです🐲
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