かつてこの世は混とんとしており
とても人の住む世界とは
かけ離れ過ぎていた
今の世の中にするために
どれだけの労力と
どれだけの苦労と
どれだけの犠牲を払ってきたんだろう?
時間もかかった
お金もかかった
かつて混とんとした世の中を
ヒーローと呼ばれる改革者は
それをひとつひとつ積み上げていく事で
今日の世界の文明がある
そう言えるのではないでしょうか?
現代に生きる僕たちは
その上にあぐらをかき
知ったかのように過ごしている
そんな側面も否定できない
今まで築いてきたこの地球上の
財産を僕たちは引き継ぎ
次の世代に残していく
未来はどうなるのかわからないけれど
何か人類にとって
良いとされるようなことを
残していく
知らず知らずのうちに
人間はそう生きなければいけないと
思うのであります
僕の名がどこかに残るとは思えないけど
それでも生きた記憶は
今の自分を作っているのではないかと
思うのです
僕が死ねば
ちゃんと歴史からその存在感も消えて
何事もなかったかの如く
未来に進んでいく
ちょっと寂しい気もするけど
それでいいような気もしています
純粋に今を生きられればそれでいい
と同時に
何か自分にもっとできることはないかと
試行錯誤することもあります
大半の事は
今までの人がやってきたことが多いけど
そんな常識は
全く違う革新的な発想で
一変する可能性も
未来には十分にあると思います
今までの常識を疑え
常識とはある一定の期間
揺るがない知っていて損のないような
知識ではありますが
それを知っているから
全く新しい事をしなくなる
そうとも言えます
年を重ねてくると
どうしても常識にたくさん触れる機会が
増えるため
常識人じゃなくても
常識人に自然となっていくのではないか
と思うのです
若いうちは
常識が分からないから
無鉄砲にできてしまう
それも若者の特権のような気がします
僕はとても
若い時にそんな挑戦的な事を
してこなかったと思います
無茶でもなんでも
やってみないことには何もわからない
そんな度胸も勇気もなく
こんにちまでずるずると来てしまった
ちょっと後悔
でも仕方ない
そんな気持ちもあります
若者の頃は
早く大人になりたかった
今それらしい大人になって
無鉄砲に生きてこなかったことが
良かったと思える時もありますが
若者の頃に
もっとできたことはなかったのかと
思う時もあります
子供の頃は無知で
何も知らなかった
でもなぜ
そんなにも無知だったのだろう?
同級生やら先輩後輩には
それなりに学生時代から
いろんな能力が開花した人物を
見た気がしたんだけど・・・
僕はただ単純に
大器晩成型だったのか
それとも
そもそもただのボンクラなのか
人生が終わってみないと
正直わかりません🐲