「普通」はその人の分だけ存在する
それぞれのひとの
それぞれのヒトの人生だけ
物語があり
価値観があります
家庭環境がそうだったから、
元々の素質がそうだったから・・・
そんな理由で
人間は自分の中での当たり前が
存在するのです
当然そうだよねと
こころのなかで誰もが思うわけです
しかしながら
価値観が８０億も存在し
なおかつそれが当たり前と思う人が
８０億人存在したら
世の中はめちゃくちゃなわけです
だから国ごとに分けるし
地域ごとに分けるのです
内戦が起こっているのなら
その国の中でも反乱分子はじめ
意見が合わない人たちが
一国の中で存在するのです
誰もが望む世界とは・・・
そんな理想は８０億もの価値観の前に
無残にも敗れ去るのです
全員が助かるすべはない
でも誰もが自分は助かりたいと思っている
この矛盾のなかで
人々は苦しみ
そして生きているのです
価値観がそれだけ存在したら
同じ価値観だと思ってしまう人も
中には入るでしょう
同じではなくても
同じような価値観を持つ人たちも
グループになったり
団体になったり
集団となって
それぞれが理想を共有するのです
こうなったらいいな・・・
でもこっちのほうがいいな・・・
そんなことを思いながら
叶うか叶わないか
その瀬戸際で生き、死んでいくんです
誰もが望む世界は
存在しないのかもしれません
いや厳密にいえば存在しないでしょう
人類はその生を永らえさせるために
地球上の生態系を大きく破壊してきました
何をもって破壊なのかは別にして
多くの生態系で
絶滅した危惧種も存在します
ここまで多くなってしまった人類
人類にとっては
豊かになったのかもしれない
しかし
他の動物や植物などが
口を開いて言語をしゃべったのだとしたら
僕たち人類に
いったい
どんな言葉を投げかけるのでしょう？
どうしたって
弱肉強食になるこの地球上の出来事・・・
それで生き死にが頻繁に起こり
それで生態系が守られてきた今日
誰のために生き
何のために生き
どう行動するべきなのか
何がしあわせなのか
そんなことをふと思います
「普通は」その人の分だけ存在します
だから
誰からの影響も受けずに
自分の感性のまま
生きればいいのです
間違ってもいい
後ろ指さされても構わない
生き方に正解など
ありはしないのだから・・・
今その価値観が普通でも
今後もそれがスタンダードというわけには
ならないかもしれない
でもしばらく続くかもしれない
自分は自分のまま
他人は他人のまま
その価値観のまま
結局は生きていくしか
そんな選択肢しか
結局残されてはいない
そんなことをふと思ったりします🐍
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